イベントレポート 「金継ぎ暮らし×TROIS VISAGES」

イベントレポート 「金継ぎ暮らし×TROIS VISAGES」

8月11日、20日、27日の3日間に渡り、器の金継ぎ体験とトワヴィサージュの料理を楽しんでいただく時間を通して、トワヴィサージュの「環境に配慮し、食材・資源を丁寧に使いきる・使い続けるかたち」についてゲストにお伝えし、体験していただける、ゲスト体験型ランチイベント「金継ぎ暮らし×TROIS VISAGES」を開催いたしました。

我々は、SDGs(持続可能な開発目標)の目標 12に掲げられる「つくる責任、つかう責任」を意識し、日々できる事を模索しています。
根底にある思いを、ゲストのみなさまと少しでも共有し体感いただけたら、と考えていた時、「金継ぎ暮らし」(代表者:萩原 裕大)に出会いました。「金継ぎ暮らし」が掲げる、「大切な器は直して使う。金継ぎを、暮らしに。」というコンセプトは、トワヴィサージュの「資源を丁寧に使いきる」 という思いと共通することから、今回のコラボレーションが実現。 「金継ぎ暮らし×TROIS VISAGES」を開催することになりました。イベントはおかげさまで3日間とも満席で金継ぎに対する皆様の関心の高さを感じました。

ご参加いただいた皆さまのそれぞれの思いが詰まった素敵な器たち。

割れてしまった部分を接着する工程。
市販されている一般的な金継ぎキットは金継ぎした後、食器として使用することは出来ず観賞用になってしまうが、今回のイベントで使用したものは食品衛生法をクリアしたもので、修復後もそのまま使用できる優れもの。

接着後はいよいよ金を乗せる工程。

全工程を終え、素敵に生まれ変わった器。


金継ぎ体験後は、 シェフ國長による「つくる責任、つかう責任」を意識した、 特別ランチコース6品。 経産牛や、仕込みで出るお野菜のヘタや皮などをじっくり煮詰めたソース、使い道がなかなか無い チーズ作りの際にでるホエーは、手間と工夫をかけることで チーズケーキに生まれ変わりました。普段なかなか召し上がることのない食材と仕立てで参加者の方々に楽しんでいただきました。


今回のイベントを通では、 失われつつある日本の伝統的な技術である「金継ぎ」を通し、「SDGs」という言葉ができる前からあった「物を大切にする、使い続ける」 という日本の素晴らしい文化を身近に感じて頂けたのではないかと思います。 ご参加いただいたお客様からも、「欠けという欠点が金継ぎをすることで個性に変わった」と、 素敵なお言葉を頂戴しております。 
今後も定期的に金継ぎ体験付きランチイベント「金継ぎ暮らし×TROIS VISAGES」を開催して参ります。
今回残念ながら満席でお断りをしたお客様、誠に申し訳ございませんでした。
次回のご参加を是非お待ち申し上げております。告知はHP、各種SNSで行います。

今回のイベント「金継ぎ暮らし×TROIS VISAGE」詳細はこちら