規格外野菜の活用「小松菜カレー」
食べられるのに出荷できない食材ロスは、昨今身近な話題として耳にします。そんな食材を生産者から直接仕入れてランチメニューにしてみよう、という試みです。
今回取り上げる食材は、茨城県笠間市の農園Kamos(カモス)の畑で育ったオーガニック小松菜です。
わたしたちが農園Kamosを訪れた際、出荷する規格に合わせるため、剥がされた小松の外葉が山積みになり、廃棄されている姿を目の当たりにしました。
出荷時に色が変わる可能性があることや、サイズを揃えるために捨てられるその外葉は、
実は陽の光をたっぷり浴びて味が濃く、小松菜の美味しさを最も味わうことの出来る部分です。そこでわたしたちは、この外葉を適正な価格で仕入れ、一皿の料理に仕上げようと考えました。この試みによって、フードロスに向き合っていきたいと考えています。