ランチメニュー「RE: Lunch」をスタートします
トワヴィサージュの新しい視点での試みが始まります。
毎月最終週の水曜日限定で、食材ロスを主役にしたランチメニューをご提供いたします。
食べられるのに出荷できない食材ロスは、昨今身近な話題として耳にします。そんな食材を生産者から
直接仕入れてランチメニューにしてみよう、というのが「RE: Lunch」(再生)のコンセプトです。
昨夏、茨城県笠間市にある化学肥料や農薬を使わない農園Kamos(カモス)さんを訪れた時のこと。
出荷の規格に合わせるため、剥がされた小松菜の外葉が山積みになり、
廃棄されている姿を目の当たりにしました。
出荷時に色が変わる可能性があることや、サイズを揃えるために捨てられるその外葉は、
実は陽の光をたっぷり浴びて味が濃く、小松菜の美味しさを最も味わうことの出来る部分です。
そこでわたしたちは、この外葉を適正な価格で仕入れ、一皿の料理に仕上げようと考えました。
初回の「RE: Lunch」では、このオーガニック小松菜をカレーのソースに再生します。
そしてこの「RE: Lunch」の試みによって、持続的にフードロスに向き合っていきたいと考えています。
オーガニック小松菜カレー 親鳥のガランティーヌ添え 800円(税込)
小松菜は、外葉を葉と茎の2つに分け、それぞれが持つ美味しさを引出します。
そして、異なる調理方法で丁寧に2種類のソースを仕立てます。
小松菜の葉の部分には香りがありますが、加熱し続けると色が褐色して香りが飛んでしまいます。
そのため、葉の部分にはサッと火を入れ、鶏の出汁とオリーブオイルを合わせます。
こうして、味わいと香りが際立つ濃い緑色のソースが完成します。
一方、茎の部分は味わいがやさしいため、玉ねぎとあわせて炒め、カルダモンやガラムマサラ、
ジンジャーなどのスパイスで風味を付け、スパイシーなソースに仕立てます。
これらのソースを引き立てるのは、アルデンテに炊き上げたターメリックライスと端材で作った
ガランティーヌ(ソーセージ)です。
それぞれの味わいを確かめながら、お好みの配分で小松菜の美味しさをお楽しみください。
4月「RE: Lunch」
日時:4月24日(水) 12:00〜14:00(13:30LO)
*ご予約は承っておりません。
その日にご用意出来る数に限りがございますので、売り切れ次第終了となります。